2017年10月10日

ご挨拶

 

なんで、薬草ですか?何故大分で仕事されてるんですか?

て聴かれるのが初めてお会いした方とのほとんど最初の会話です。

勿論、それなりの理由があって大分にいます。

しかし、今では、偶然や偶々ではなくてここに来るべく要る不思議な縁だと感じています。

 

平成291010日で10年を迎えたSAKURA会です。

先日、約8年程支援させて貰っている方でお母さんの車にしか乗れない利用者さんを車に乗せる事が出来ました。

何ヶ月も前からしっかりと伝える為にその日の準備をしてきました。

本人も家族も支援者も不安にさせずに

スムーズに車に乗れる為の支援。

当日、支援者のメッセージはしっかりとキャチしてくれました。

「しっかりと伝わっている」

長い月日と信頼関係は、スムーズで無理も無く 負荷も無く。

笑顔ではにかみ公用車に乗って手をふっている。

長い間、二人三脚で進めてきた支援は間違ってなかったと感じた瞬間です。

皆、感動で涙の嵐。

まだまだその方の自立のお手伝いは続きます。

 

私達は一人一人の人生に携わらせて頂いています。

実は、利用者の皆さんに教わる事の方が多いのです。

自分自身の心の豊かさが問われる事が多い事も

日々の積み重ねから感じる次第です。

 

SAKURA会は、食育、食養を基本に考えています。

人間の三大欲の中の一つである食欲

食育では、作物を作る所から安心安全な食べ物を口の中に入れるまでを皆で考える。

その土地できる野菜、季節の物を美味しく頂く。

規則正しい時間が流れて心がゆったり過ごせる環境

安心が与えられる支援を

楽しい会話。明るい笑顔。

コミュニケーションが取れて行く。

 

豊かな心を作って行くための呼吸法

自分との向き合い

呼吸を整えて前に進んで行く。

自己実現して行く。

 

私は、家族を発達障害で亡くしてしまいました。

普通に生まれて、普通に学校に行く。

どこから見てもそれがわからないし気付かない。

ただ、登校拒否だった。

都合の悪いときの変な嘘が多い。

思い返せば自己主張も出来ずに沢山の生きずらさがあっただろうと思います。

家族を救えなかった苦しみは計り知れません。

その苦しみは、簡単に乗り越える事も出来ません。

ただこの障害は意思の疎通が確実に出来るようにならなければいけないという強い気持に変わりました。

 

伝えるという事は本当に難しいです。

自分が伝えた事を相手が理解して初めて伝えたということ。

毎回、伝わったか?

理解出来ているか?

確認し合います。

 

生まれた以上は自分のステージは必ずあります。

そのステージを一緒に見出し

そこに導けるような支援

その人らしい生き方へ

主張していける環境

 

地域で暮らせる。

社会参加できる環境。

自分らしくを見つけて行く。

そして自分らしく生きて行く。

 

SAKURA会の理念は「報恩感謝」です。

恩を受け感謝に絶えない心

地域に少しでも貢献ができますように

又、伝えて行けますように

10年を機にまた初心に戻り

スタッフ一同 理念を胸に邁進してまいります。

今後共、ご理解 ご協力いただけますようにお願い申し上げます。

 

                                平成29年10月10日

                                   理事長 中上節子