平成１８年　４月　　　福岡県内で「さくら会」として薬草指導員　田尻清子先生の指導の元に

　　　　　　　　　　　「薬草と共に生きる」という活動を行う

「さくら会」とは、高齢者の方に薬草を学び、若い方々に食生活や添加物の

ことなどを広くお知らせしていきたい！というコンセプトで始まったものです

平成１９年　６月　　　NPO法人の申請に入る

平成１９年　10月　　　特定非営利活動法人　SAKURA会　の認可を受ける

平成２０年　１月　　　由布市湯布院町に就労施設「ほほえみ工房」を開所

湯布院町で工房が始まったのは、理事長中上が福岡で経営する

（有）BRILLARが大分県との縁が深く、大分県での仕事が多かったことと、

田尻先生が「湯布院は薬草の宝庫」と言われたのがきっかけになりました。

また、高齢者ではなく障がい者福祉にかわったのも、湯布院の立ち上げ時

応募者の大半が若い障がい者の方々だったからです。

それは、まだまだ可能性をたくさん秘めた方々が、これから自立のために

社会訓練を行っていきたいと希望するものなのです。

平成２０年　７月　　　「ほほえみ工房」が大分県の認可を受け、大分県指定事業所

　　　　　　　　　　　「就労継続支援B型事業」となる

野草の加工販売や由布市の施設を借り受けて　”湯布院の川を汚さない”

をコンセプトに廃油石けんつくりを行い、地元道の駅や商店等での販売活動を行う

現在ではスギナ・どくだみ・よもぎなどを採取し大手企業様向けの加工品等の

販売も行っています。また、大分県主催のバザー等にも積極的に参加し自社商品の

宣伝販売を行っています。

平成２２年　８月　　　廃油石けん活動が大分合同新聞に取り上げられる

平成２３年　１月　　　大分県玖珠郡玖珠町との連携で町作りに取り組む

”玖珠町に就労施設と生姜作り”　をテーマに現在も活動中。

湯布院での活動を行っていく中でご縁をいただき元岡会長に出会い、

熊本のティアの存在やもったいない食堂のコンセプト、土作りや無農薬の

作品を色んな形で紹介していただき、たくさんの方とのご縁をいただくことが

できました。そんなご縁で熊本の有機フェスタを見学させていただき、玖珠町に

有機農業を行う事業所を立ち上げる決意に至りました。

平成２３年１１月　　　「ほほえみ工房　玖珠」が大分県の認可を受け事業を開始する

元岡会長に有機農業での生姜の栽培をご相談したところ、森田農園の森田

加代子さんとのご縁を頂きました。森田さんご夫婦は生姜についての研修や

土の話を惜しみなく教えて下さいました。本当に色んな方々の支援があり、

無農薬有機農業をコンセプトとした就労継続支援B型事業所を玖珠町に開所

しました。

平成２４年１０月　　　　居宅介護支援事業所「ホームヘルプサービスセンター　ほほえみ」が

　　　　　　　　　　　　大分県の認可を受けて事業を開始する

平成２６年１０月　　　　共同生活援助事業所「ほほえみの里」が大分県の認可を受けて事業を開始する

 

　現在SAKURA会では、まず自分たちの健康からという取り組みで昼食の提供を行っています。

自分たちが作った安心・安全な野菜をつかい、味噌も手作り。大自然の中ですから季節の山菜等を

豊富に利用しております。５００カロリー以内での昼食。皆さん健康的な生活を送っています。

　健康管理から自立へというような流れで利用者様の社会復帰のお手伝いが出来るように職員一同

一生懸命頑張っています。

　出会った方々への感謝と、支えていただいた方々への感謝の気持ちをいつも忘れずに・・・

これからも地域の皆様のご理解をいただきNPO法人SAKURA会は努力していく所存でございます。

　今後とも皆様のご指導のほどよろしくお願いいたします。

特定非営利活動法人　SAKURA会

理事長　　中上　節子